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「聴く」英語学習

2018.02.22

当スクールの講師からのメッセージです。この講師は4月から中学クラス(中1)

高校クラスの担当になります。春期講習も、それぞれ日程が決まって

います。興味のある方はグローバル豊中までご連絡をお願いします。

 

 

「聴く」英語学習

 

英語学習に「聴く」ことを取り入れるのは決してリスニング試験対策ではありません。もちろん、聴く習慣をつけていれば発音・アクセント問題やリスニング問題に対しては直接的に効果を発揮します。しかし、それだけのために毎日英語を聴くのであれば、かけた時間の分だけ報われないでしょう。

 

そうではなくて、単語・熟語の習得、文法に対する慣れ、英文の速読力など、英語を聴くことは英語力全体を大きく押し上げてくれます。それでは、何を聴けばよいのでしょうか?

 

普段から英語の勉強として習慣的に聴くということを考えると、選ぶ素材の条件は…

 

・難易度は難しすぎず易しすぎず。

・繰り返し聴いても退屈しない。

・英文の量がある程度豊富で、毎日聴いても長期間使える。

 

ところで、リスニング素材と言って思い浮かぶのは次のようなものでしょう。

 

① 学習参考書コーナーにある大学受験リスニング対策のCD

② 一般書コーナーの英語の棚にある英会話やリスニングの本

③ NHKラジオの英語講座

④ 海外のニュース番組や洋画・海外ドラマ

 

これらを先程の条件と照らし合わせてみます。

 

①は入試直前に実戦練習として使うにはいいのですが、普段から飽きずに聴けるかというと疑問です。問題を解くことを主な目的としているため、一つ一つの会話や文章が単発で、内容も退屈なものが多いです。受験勉強だからといって参考書コーナーのリスニング本だけに頼るのは×です。英文の量的にも少なすぎるでしょう。

 

②はなかなか良い選択だと思います。一般の人向けに作られたCD付きの本は、内容が楽しく自然な会話であることが多いので、継続して聴けるし、単語や熟語も自然と覚えられます。ただし、中には初心者向けの簡単すぎるものもあるので、買うときには中身をよく読んで自分の今のレベルより少し高めのものを選ぶとよいでしょう

 

③は、難易度も選べて飽きない内容のものが多く、週単位で新しいものが聴けるので理想的かもしれません。ラジオを聴き逃しても、最近はネット上でストリーミング配信もしているので、好きな時に聴けて便利です。

 

④は、おそらく単語や表現のレベルが高すぎるので、受験生にはあまり意味がないでしょう。語学学習はただ聞き流すだけでは意味がありません。数回聴いてもほとんど理解できないようなものは、後でスクリプトを見て何度も聴き直せない限りやめた方が賢明です。それに加えて、洋画やドラマには受験ではとても出てこないような表現やスラング(俗語)が頻出するものもあるので、受験英語の勉強としてはあまりお勧めできません。もちろん、英会話の上達を目的としていたり、映画鑑賞が趣味だという場合は別です。

 

人によって好みやレベルは違うので、書店でいろいろな本を実際に見て、自分の英語力や目的にあったものを選びましょう。

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